あいそブログ

静岡県浜松市で将棋道場を開いている相曾が将棋の話題を中心に、日常、雑記、筋トレ、健康法、音楽、旅行記、思いついた事を思いついたままに書く気まぐれブログです(・ω・)

相曾、常連さんに美味しいご飯に連れて行ってもらったってよ。

どーも。あいそです( ´ ▽ ` )


先日、前々からご飯のお誘いをいただいていた道場の常連さんと

美味しい食事を味わってきました( ´ ▽ ` )

伺った場所は湖西市新所原にある『居魚屋まるみ』さんです。

marumi.jp.net


常連さんの一押しの店との事で今回あいそも連れて行っていただきました。

まず全体的な感想から述べます。


とりあえず「最高」です。


何が最高かっていうと全部最高です。

モダンな店の作り、仲間で会話が楽しめる半個室の席、店主の食と素材に対するこだわりとお客様への誠実な対応。

どれも素晴らしい。

そして何より料理が美味い。マジで美味い。

視覚だけではその美味しさの10%も伝わらないが、この喜びを少しでも伝えたいので画像だけでも載せてみる。

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のどぐろの塩焼き

まずはのどぐろの塩焼きである。有名な白身のトロですね。

美味い。当たり前だが美味い。

噛み締める度に溢れ出す濃厚な脂の旨味がたまらない。

のどぐろは美味しい魚だとは知ってはいたが、こんなに美味しい魚だとは知らなかった。

お値段はそこそこするけどそれを差し引いても食べる価値有り。


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馬刺しの食べ比べ

次は馬刺しの食べ比べである。

ポーランド産とカナダ産(だったと思う)の二種類。

これも美味い。本当に美味い。

美味いを連呼し過ぎてまるで煉獄さんのようだ。

霜の入ったポーランド産とアッサリとしたカナダ産、

同じ馬刺しだがキャラが異なる為、味の違いをずっと楽しめる。

しかもお値段が780円だった気がする。

馬刺しという点とこの美味しさを考慮すると安過ぎである。

最高である。

ちなみに本来はステーキを頼もうとしたのだが、こだわりの低温調理の為に1時間半程時間が掛かると聞き断念。

次に行った時、あいそは必ず初手にステーキを選択する事を宣言します。

このブログを見てまるみに行かれる方も是非覚えておきましょう。

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マグロとアボカドのタルタル

最後はマグロとアボカドのタルタル。

これを混ぜ混ぜしてペースト状にし、焼いたバケット(フランスパンの事)に載せて頂く。

これも美味い。マジで美味い。間違いない。

ペースト状にしただけでも美味いのにバケットと一緒に食べると、バケットの塩気がタルタルの旨味を引き立たせて一層美味い。

美味いばかり連呼しているせいで、煉獄さんの「美味い!」の箇所だけだったら声優さんも出来るかもしれないという錯覚に陥りそうになる。

それくらいにこの味があいそにクリティカルヒット

即おかわりしました。美味かった。






と、こんな感じで3品だけ紹介。

他にも色々と頂いたのだけど、食べるのに夢中で写真を撮れなかった(反省)

次に行った時は全部写真に撮るよう努力します。

それにしても本当に美味しかった。

誘って頂いてありがとうございます。

おかげさまで最高の時間を過ごせました。

このブログを見て私も行ってみたいという方がいましたら、あいそに声を掛けて下さい。

是非一緒に行きましょう( ´ ▽ ` )


そんな感じで今日はこの辺で。

近々また更新します。

ではでは( ´ ▽ ` )

相曾、道場の常連さんが県代表になったので嬉しくてブログ書いちゃったってよ。

どーも、あいそです (๑´⍢`๑)
本来ならば前回の将棋上達法の続きを書く予定だったのですが、
嬉しい事があったのでそれを書いちゃいます。

先日の日曜、静岡県朝日アマ名人戦という大会がありました。
その大会で浜松支部道場の常連の山下氏と榛葉氏がAクラスで優勝し、
静岡県代表をゲットしました!

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いや〜、素晴らしいですね (๑´⍢`๑)
2枠の代表を両方とも浜松支部道場のメンバーで獲得してしまうなんて。
そりゃあ嬉しくてこんな顔文字も使ってしまいますよ→ (๑´⍢`๑)

山下氏が代表を取った事も嬉しいのですが(元々優勝候補の実力なので)、
今回何より嬉しかったのは榛葉氏が代表を取った事。
彼は相曾の序盤の先生であり、常連さんの中でも特に相曾と対局をしているトレーニングパートナーです。
緊急事態宣言前は土曜の道場営業終了後にファミレスで毎週4時間程特訓をしてました(ファミレスに迷惑ですねwww)
その経緯もあって、榛葉氏が優勝したと知った時は本当に嬉しかったですよ。
一番対局をしている相棒みたいな存在ですからね。
彼自身、6月にあったアマ名人戦では思った以上の結果が出せなかった分、今回の優勝は喜びもひとしおでしょう。
改めておめでとう。

次は富士ブロックで全国大会への切符を掛けて山梨県代表との対決です。
山下氏、榛葉氏、共にベストを尽くして戦ってきて下さい。



ちなみにBクラスでは浜松支部道場常連の中学生、渡辺君が優勝しました!
実力が付いてきているはずなのに最近の大会では相応の結果が出ず、本人もモヤモヤしていたはず。
それだけに今回の優勝は大きな自信になったでしょう。
元々センスのある子なので、これをキッカケに更なる成長を期待せずにはいられません。
これからも頑張って下さい。
応援しています。



考えてみると浜松支部道場の常連さんでAクラス、Bクラス共に上位を独占しているんですね…何度も言いますが素晴らし過ぎる結果です。
強い皆様に支えられてる相曾は本当に幸せ者ですよ(・∀・)✨


これからも皆様の力になれるよう私も一層努力していきます。
今後とも宜しくお願い致しますm(_ _)m

相曾の将棋上達法【中盤2 基本〜その2】

どーも。あいそです(・ω・)

 

今日は前回の続きを書いていきます。

aiso-shogi.hatenablog.com

 

前回あげた点は下記の3点。
1、駒損し過ぎ
2、王より飛車狙い過ぎ
3、自分の指す手だけ読み過ぎ

今回は2の王より飛車狙い過ぎ」
です。
意味はそのままです。
分かっているのに何故か相手の王や囲いよりも飛車や関係無い駒を狙ってしまう症状です。
これは有段者になるまでに誰でも一度は発症した経験があると思います。
言葉だけでは分かりにくいので具体例を上げましょう。
下記の第1図をご覧下さい。


今回の局面は相曾の愛弟子の対局から拝借しました。
(本人了承済)
中盤よりも終盤に近い局面ですがそこはスルーしておいて下さい(・ω・)


第一図は▲84馬の飛車取りに後手が△73銀と受けた局面。
後手が良さそうだけど、まだ難しい形勢だと思います。
しかし次の手が問題でした。
先手は▲83馬と指しました。後手は勿論△65歩。(1-2)


先手は飛車を責めたかったようですが、
△65歩と伸ばされてしまうと次に66歩や66香が強烈過ぎて飛車を取る暇がありません。

以下、
▲71銀
△66香
▲62銀不成
△67香成
▲同玉
△49角
のように進行して必敗形の出来上がりです…(1-3)

先手は何が悪かったかというと、以下の一点につきます。
後手は先手玉を寄せようとしているのに、先手は相手玉ではなく飛車を狙ってしまっているという点にあります。
先手は飛車を取れば攻めが緩和されると思い飛車を狙ったようですが、後手は飛車を取られても△65歩と突ければ攻めの手段には困らないのです。
何より、局面は中盤の終わりに差し掛かっていますのでとにかく相手玉に迫る手段を考えるべきです。

では具体的にどうすれば良いか?
馬を逃げるなら▲83馬よりも▲57馬とした方が良いのですが、やはり△65歩を突かれると次の△66香を見せられて芳しくありません。
▲13馬〜▲23馬としても詰めろになりませんからね。

となると残る手段は一つです。
先手は65歩とされる前に攻めなければいけません。
なので馬を逃げているヒマはありません。
過激に15桂といきましょう。

以下、
△84銀

▲23桂成
と進むと次に▲22銀から飛車を取ったり、▲33桂の狙いがあるので後手も危なくなります。
(2-2)

 

なので後手も一旦は△32銀とかわします。
その2手の交換を入れてから先手は▲57馬と自陣に馬を引きます。
後手はここぞとばかりに△65歩と突きますが、そこで先手は▲13馬と飛び込みます。
そうすると▲22銀までの詰めろとなっています。(2-3)

こうなると急に先手が勝ちそうに見えてきませんか?
実際には後手にも受ける手段があってまだまだ難しい局面なのですが、
1-3図と比べると大分良い勝負になっている感があります。
ここまでの違いが出たのは第1図で馬を逃げるよりも、飛車を責めるよりも、
相手の玉を攻めるという意識があったからこそです。
このように指し手の方向性に悩む局面に遭遇した際は、目先の駒得に惑わされず常に相手玉に迫る手段を考えて下さい。
そうやって考えた結果、駒が足らないから補充しに行く。
そのプロセスで思考するのが強くなる思考法だと相曾は考えます。



長くなりましたが、今日は「王より飛車を狙い過ぎ」について書きました。
テーマと内容が少々ズレてる感もありましたが、本質的な事は書けていると思うので気にしない(笑)
また近々続きを更新しますので楽しみにお待ち下さい。
それでは今日はこの辺で失礼します(・ω・)ノ

相曾の将棋上達法【中盤1 基本1】

どーも。あいそです(・ω・)

今月から中盤の上達法について書いていきます。
その為にまず中盤と呼ばれる局面の基準を提示しておきます。
初心者の方は中盤と言われても具体的にピンと来ないと思いますから。
人により差があると思いますが、あいその基準は、
駒の衝突が2回以上あった局面〜相手玉の囲いを金銀1枚以上剥がした局面
くらいの辺りを指します。

そして肝心の内容ですが、
先日の道場で初級者&級位者の方の将棋を見ていて(話して)感じた事があったので、まずはそれを書こうと思います。

気になったポイントは以下の3点。
1、駒損し過ぎ
2、王より飛車狙い過ぎ
3、自分の指す手だけ読み過ぎ
とりあえずのお題はこの3つでいきます。

順に説明してきましょう。
まず1の「駒損し過ぎ」ですが、これはそのままの意味です。
駒を損し過ぎなんです。初級者だと歩で金や銀を平気で取られたりしちゃいます。
参考までにあいその基準を書くと桂得で優勢銀得で大優勢です。
同じ力の有段者同士の将棋で序盤に銀損したらほぼ100%勝てません。
駒損に過敏になる必要はありませんが、現局面でどっちが駒得しているかを時折確認しておくのが上達のポイント。
とは言え、駒損を避ける具体的な方法が分からないというのが現状だと思います。
少しでも参考になるように下へ簡単な判断基準を提示しておきます。

「初心者〜初級者」
駒がぶつかったらまず取るとにかく取る
歩で歩以外の駒を取られないようにしましょう
基本的に取れば駒得になりますから駒損は避けられます。
取って失敗しても問題ありません。その失敗の痛みは次に活かしましょう。
悔しさをバネに学習していく姿勢が何より大事です(笑)

「中級者〜上級者」
駒がぶつかったら脊髄反射で取る前にまず読みを入れましょう。
その結果、大丈夫だと思ったら取りましょう。
読みを入れて取った結果が悪手だったとしても落ち込む事はありません。
何故悪手だったのか、その原因を確認して次に活かしましょう。

ざっとですが、こんな感じです。












うーん…
書いてみて思ったのだが、全然判断基準になっていない気がするぞ…
まあ、実際の局面を元に話していないのでしょうがないという事にする(笑)
アバウトでホントに申し訳ない(^_^;)

当初の予定では3つ全て書こうとしていたのですが、
結構なボリュームになってしまうので今日はここまでとします。
残りの2つはまた後日書きます。
いつもに増して内容が薄いブログになってしまいましたがご勘弁下さい(・ω・)
それでは失礼します(・ω・)ノ

相曾、最近モーニングにハマってるってよ。

どーも、あいそです(・ω・)


皆様、最近はどうお過ごしですか?

私の方はと言いますと、静岡県に8月から緊急事態宣言が発令された影響で将棋道場を休業しております。

おかげで暇人なのです。フリーダムなのです。

そんな訳で最近はモーニング狙いで色んな喫茶店へ行ってます。

少し前に行った所でオススメだったのはココ。


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丸塚町にある「珈琲パーラー アイアイ」さんです。

r.gnavi.co.jp


昔ながらの昭和の香りのする喫茶店です。レトロ好きなあいそにはドンピシャ。

もちろんコーヒーも美味しい。コクが有るのに後味はサッパリ。ごくごく飲めちゃいます。

何よりモーニングが素晴らしい。

コーヒー+150円で、ホットサンド&ゆで卵&サラダが食べられる。そしてホットサンドが美味い。ボリュームもなかなかあるのでブランチにもピッタリかと。


この日はモーニングを食べた後、ひたすら愛機のMacBook Airで仕事してました。

カタカタカタターン!ってね。ビバ意識高い系。


そんな感じの今日のブログでした。またその内更新します。

皆様もお身体に気を付けて充実した日々をお過ごし下さい。

ではでは(・ω・)ノ

相曾の将棋上達法【終盤3 Z(ゼット)】

どーも。あいそです(・ω・)

今回も終盤について書いていきます。
内容は前回の詰めろから派生したものとなっています。

今回はZ(ゼット)についてお伝えします。
「ん?ぜっと?何それ??」
と思った方も多いかと思いますが、終盤で速度計算をするにおいて必ず覚えておいてほしい事になります。
早速説明していきますね。

ゼットというのはどんなに駒を渡しても絶対に詰まない状態を指します。
終盤は自分が攻めることによって相手の駒が増えた時、常に自玉の状態を確認しなければいけません。
しかし、自玉がゼットの場合はどんなに駒を渡しても大丈夫なので、
詰めろを掛け続けるor必死を掛ければ勝ちになります。
分かりやすいように下へ例を上げてみます。

 
上の図は相穴熊戦の終盤です。
先手はゼットなのでそれを生かして踏み込みます。
▲82飛成
△同金
▲同飛成
△同玉
▲71銀
△同玉
▲62金
△82玉
▲71銀
△91玉
▲72金
と無理矢理必死を掛けます。


後手は物凄い量の駒を持っていますが、先手玉はゼットですので怖くありません。
以下、△59飛には▲89香とすれば王手が続きません。
△同飛成には▲同金として、△77角には先程手に入れた飛車を▲88飛と打てば詰みません。
これが典型的なゼットの勝ちパターンです。
このようにゼットになるパターンは形によっていくつかありますので、それを覚えておくとグッと勝率が上がります。


さてゼットの概念は分かってもらえたと思いますが、感覚を習得する際に気をつけてもらいたい事があります。
それは闇雲に指しているだけではゼットの感覚は身に付かないという事です。
まずは例題を見てパターンを覚えましょう。それから実戦で使っていくのが正しい習得方法となります。
ゼットを覚えたいのであれば以下の本がオススメ。


名著「Zの法則」です。
相曾もかなりお世話になりました。初段前後の時、ひたすら読み倒しました。
これを読んでから終盤力が飛躍的に上がったのを覚えております。
誰に聞いてもオススメしてくれると思える程、間違いの無い一冊となってます。
ゼットの概念は早めに感覚として取り込んで下さい。
終盤力、特に逆転する力が上達して将棋が更に楽しくなります。



そんな感じで今日はゼットについて書いてみました。
次回は別のテーマで書きたいと思います。
それでは失礼(・ω・)ノ

相曾の将棋上達法【終盤2 詰めろ〜有段者向け】

どーも。あいそです(・ω・)
バタバタしていて更新が遅れました。すみませぬ。

 

さて、本日も詰めろについて書いていきます。
前回の続きのレベルアップバージョンです。 
前回は「自玉に詰めろが掛かっている場合は一旦受けて詰めろを消す、自玉が詰めろでなければ詰めろを掛ければ良い」という旨を書きました。
今回はこの点をもう少し掘り下げます。

今日は【速度計算】についてお伝えします。

詰めろを掛ける際には速度計算を常に意識する必要があります。

速度計算とは後何手で詰みが生じる局面になるか確認するという事です。
ちなみに速度計算には「何手すき」という表現が使われます。

・一手すき→詰めろが掛かっている状態
・二手すき→次に詰めろが掛かる状態

と、こんな感じです。簡単に言ってしまえば王手が掛かるまでに何手掛かるか数えれば良いんです。
速度計算を正確にするには、最低5手くらいまでの実戦型詰将棋を一目で解けるようにした上で簡単な詰めろ問題をたくさん解くのが良いです。これは詰将棋を解く際の考え方と同じですね。
問題集は以下の本がオススメ。詰めろの凌ぎ方も書いてありますので、受けの練習にもなります。




終盤が強い方というのは速度計算が正確な方、または不利な局面で相手に速度計算が容易な局面にさせない方を指します。
実戦で速度計算力を高めるには中盤の終わり頃、つまりは囲いを崩し始める前から何手すきかを数える事です。そして常に最短の寄せを狙う。これが大事。
ちなみに不利な時は相手の攻めをなるべく遅らせれるように注力しましょう。
初めはなかなか上手くいかないかもしれません。ですが失敗しても大丈夫です。ミスして負ける事もありますが、気にせずトライしてみて下さい。



そんな感じで今日も詰めろについて書いてみました。
次回も終盤について書きたいと思います。
それでは今日はこの辺で失礼します。
ではでは(・ω・)ノ