あいそブログ

静岡県浜松市で将棋道場を開いている相曾が将棋の話題を中心に、日常、雑記、筋トレ、健康法、音楽、旅行記、思いついた事を思いついたままに書く気まぐれブログです(・ω・)

相曾、やんちゃ杯将棋大会のお知らせするってよ。

どーも。あいそです(・ω・)
本日は将棋大会のご案内です。ただそれだけなんです。
いつものブログを期待していた皆様、申し訳ございません(;´Д`)
通常の記事はまた近々UPしますので少々お待ちください。
以下、大会案内です。
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『第十一回やんちゃ杯将棋大会』

【日時】
2023/3/26(日)
13時00分受付開始 → 13時40分対局開始
※終了目安時刻はB,Cが17時30分前後、S,Aが18時30分~19時前後となっております。

【場所】
〒433-8114 静岡県浜松市中区葵東1丁目15−1
浜松市北部協働センター 第2第3講座室

【参加費】
一律1000円
※各クラス4位まで賞品有
※入賞を逃した方には参加賞有

【開催クラス】(目安段級位)
・S(四段以上)
・A(初段〜三段)
・B(1級〜5級)
・C(6級以下)
※参加者が7名以下のクラスは他のクラスと合併する可能性有

【対局方法】
・1日4対局
・30分切れ負け
千日手は残りの持ち時間で先後入れ替えて指し直しとする
(どちらかの持ち時間が5分を切っている場合に限り、双方に+5分する)
入玉将棋の宣言法は27点法を採用する

【順位決定方法】
・勝数が多い順に1位、2位と上から順位を付ける
・勝数が同じ場合は取得ポイントで上回っている方を上位とする
・同勝数同ポイントの場合は直接対決で勝利している方を上位とする
・取得ポイントは以下の通りとする
1局目「9」
2局目「9」
3局目「9」
4局目「7」

【注意事項】
・場内の食事は禁止。ただし飲み物は大丈夫です。
・発熱等、風邪の諸症状がある方は参加出来ません。
・入場、対局の前後はアルコールでの手指消毒をお願いします。
・マスク着用の上、ご来場下さい。

【申し込み方法 連絡先】
「お名前」
「ご連絡先」
「参加クラス」
以上を明記の上、下記へメールかお電話にてご連絡下さい。
aisoshogi0915@gmail.com
080-3639-5002
相曾剛史
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本日は本当にこれだけになります。
あっさりし過ぎていてすみません。
それでは(・ω・)ノ

相曾、やんちゃ杯将棋大会開催したってよ。

どーも。あいそです(・ω・)
気が付けばブログを一年更新してませんでした(汗)
SNSの更新の容易さに甘えてた結果です。
ブログも更新していかないとな。。。


話は変わりますが、先日、あいそ主催の将棋大会を開催しました。
今回で通算9回目になります。
こんな私の大会に参加して下さる皆様には感謝しかありません。
いつもありがとうございます。
需要はあまり無いと思われますが、とりあえず結果を載せておきますね。
さて、久しぶりのブログですので今日はこの辺で失礼します。
また近いうちに会いましょう(・ω・)ノ

 

2022.11.13 第九回やんちゃ杯


2022/11/13(日)
『第九回やんちゃ杯将棋大会結果』
・参加人数47人
・4対局(30分切れ負け)


以下、大会結果です。
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【Sクラス】
優勝  木下颯 (4戦全勝)
準優勝 太田博朗
3位   榛葉大樹
4位   梶間隆伸

【Aクラス】
優勝  佐原志依
準優勝 鈴木大輝
3位   中川幸一
4位   小林悠

【Bクラス】
優勝  高瀬啓一郎 (4戦全勝)
準優勝 佐原向
3位   門奈紀明
4位   松岡優人

【Cクラス】
優勝  山本睦 (4戦全勝)
準優勝 中村元
3位   竹内康高
4位   高瀬冬馬
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相曾将棋教室
代表 相曾剛史
080−3639−5002
aisoshogi0915@gmail.com

相曾、道場の常連さんが県代表になったので嬉しくてブログ書いちゃったってよ。

どーも、あいそです (๑´⍢`๑)
本来ならば前回の将棋上達法の続きを書く予定だったのですが、
嬉しい事があったのでそれを書いちゃいます。

先日の日曜、静岡県朝日アマ名人戦という大会がありました。
その大会で浜松支部道場の常連の山下氏と榛葉氏がAクラスで優勝し、
静岡県代表をゲットしました!

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いや〜、素晴らしいですね (๑´⍢`๑)
2枠の代表を両方とも浜松支部道場のメンバーで獲得してしまうなんて。
そりゃあ嬉しくてこんな顔文字も使ってしまいますよ→ (๑´⍢`๑)

山下氏が代表を取った事も嬉しいのですが(元々優勝候補の実力なので)、
今回何より嬉しかったのは榛葉氏が代表を取った事。
彼は相曾の序盤の先生であり、常連さんの中でも特に相曾と対局をしているトレーニングパートナーです。
緊急事態宣言前は土曜の道場営業終了後にファミレスで毎週4時間程特訓をしてました(ファミレスに迷惑ですねwww)
その経緯もあって、榛葉氏が優勝したと知った時は本当に嬉しかったですよ。
一番対局をしている相棒みたいな存在ですからね。
彼自身、6月にあったアマ名人戦では思った以上の結果が出せなかった分、今回の優勝は喜びもひとしおでしょう。
改めておめでとう。

次は富士ブロックで全国大会への切符を掛けて山梨県代表との対決です。
山下氏、榛葉氏、共にベストを尽くして戦ってきて下さい。



ちなみにBクラスでは浜松支部道場常連の中学生、渡辺君が優勝しました!
実力が付いてきているはずなのに最近の大会では相応の結果が出ず、本人もモヤモヤしていたはず。
それだけに今回の優勝は大きな自信になったでしょう。
元々センスのある子なので、これをキッカケに更なる成長を期待せずにはいられません。
これからも頑張って下さい。
応援しています。



考えてみると浜松支部道場の常連さんでAクラス、Bクラス共に上位を独占しているんですね…何度も言いますが素晴らし過ぎる結果です。
強い皆様に支えられてる相曾は本当に幸せ者ですよ(・∀・)✨


これからも皆様の力になれるよう私も一層努力していきます。
今後とも宜しくお願い致しますm(_ _)m

相曾の将棋上達法【中盤2 基本〜その2】

どーも。あいそです(・ω・)

 

今日は前回の続きを書いていきます。

aiso-shogi.hatenablog.com

 

前回あげた点は下記の3点。
1、駒損し過ぎ
2、王より飛車狙い過ぎ
3、自分の指す手だけ読み過ぎ

今回は2の王より飛車狙い過ぎ」
です。
意味はそのままです。
分かっているのに何故か相手の王や囲いよりも飛車や関係無い駒を狙ってしまう症状です。
これは有段者になるまでに誰でも一度は発症した経験があると思います。
言葉だけでは分かりにくいので具体例を上げましょう。
下記の第1図をご覧下さい。


今回の局面は相曾の愛弟子の対局から拝借しました。
(本人了承済)
中盤よりも終盤に近い局面ですがそこはスルーしておいて下さい(・ω・)


第一図は▲84馬の飛車取りに後手が△73銀と受けた局面。
後手が良さそうだけど、まだ難しい形勢だと思います。
しかし次の手が問題でした。
先手は▲83馬と指しました。後手は勿論△65歩。(1-2)


先手は飛車を責めたかったようですが、
△65歩と伸ばされてしまうと次に66歩や66香が強烈過ぎて飛車を取る暇がありません。

以下、
▲71銀
△66香
▲62銀不成
△67香成
▲同玉
△49角
のように進行して必敗形の出来上がりです…(1-3)

先手は何が悪かったかというと、以下の一点につきます。
後手は先手玉を寄せようとしているのに、先手は相手玉ではなく飛車を狙ってしまっているという点にあります。
先手は飛車を取れば攻めが緩和されると思い飛車を狙ったようですが、後手は飛車を取られても△65歩と突ければ攻めの手段には困らないのです。
何より、局面は中盤の終わりに差し掛かっていますのでとにかく相手玉に迫る手段を考えるべきです。

では具体的にどうすれば良いか?
馬を逃げるなら▲83馬よりも▲57馬とした方が良いのですが、やはり△65歩を突かれると次の△66香を見せられて芳しくありません。
▲13馬〜▲23馬としても詰めろになりませんからね。

となると残る手段は一つです。
先手は65歩とされる前に攻めなければいけません。
なので馬を逃げているヒマはありません。
過激に15桂といきましょう。

以下、
△84銀

▲23桂成
と進むと次に▲22銀から飛車を取ったり、▲33桂の狙いがあるので後手も危なくなります。
(2-2)

 

なので後手も一旦は△32銀とかわします。
その2手の交換を入れてから先手は▲57馬と自陣に馬を引きます。
後手はここぞとばかりに△65歩と突きますが、そこで先手は▲13馬と飛び込みます。
そうすると▲22銀までの詰めろとなっています。(2-3)

こうなると急に先手が勝ちそうに見えてきませんか?
実際には後手にも受ける手段があってまだまだ難しい局面なのですが、
1-3図と比べると大分良い勝負になっている感があります。
ここまでの違いが出たのは第1図で馬を逃げるよりも、飛車を責めるよりも、
相手の玉を攻めるという意識があったからこそです。
このように指し手の方向性に悩む局面に遭遇した際は、目先の駒得に惑わされず常に相手玉に迫る手段を考えて下さい。
そうやって考えた結果、駒が足らないから補充しに行く。
そのプロセスで思考するのが強くなる思考法だと相曾は考えます。



長くなりましたが、今日は「王より飛車を狙い過ぎ」について書きました。
テーマと内容が少々ズレてる感もありましたが、本質的な事は書けていると思うので気にしない(笑)
また近々続きを更新しますので楽しみにお待ち下さい。
それでは今日はこの辺で失礼します(・ω・)ノ

相曾の将棋上達法【中盤1 基本1】

どーも。あいそです(・ω・)

今月から中盤の上達法について書いていきます。
その為にまず中盤と呼ばれる局面の基準を提示しておきます。
初心者の方は中盤と言われても具体的にピンと来ないと思いますから。
人により差があると思いますが、あいその基準は、
駒の衝突が2回以上あった局面〜相手玉の囲いを金銀1枚以上剥がした局面
くらいの辺りを指します。

そして肝心の内容ですが、
先日の道場で初級者&級位者の方の将棋を見ていて(話して)感じた事があったので、まずはそれを書こうと思います。

気になったポイントは以下の3点。
1、駒損し過ぎ
2、王より飛車狙い過ぎ
3、自分の指す手だけ読み過ぎ
とりあえずのお題はこの3つでいきます。

順に説明してきましょう。
まず1の「駒損し過ぎ」ですが、これはそのままの意味です。
駒を損し過ぎなんです。初級者だと歩で金や銀を平気で取られたりしちゃいます。
参考までにあいその基準を書くと桂得で優勢銀得で大優勢です。
同じ力の有段者同士の将棋で序盤に銀損したらほぼ100%勝てません。
駒損に過敏になる必要はありませんが、現局面でどっちが駒得しているかを時折確認しておくのが上達のポイント。
とは言え、駒損を避ける具体的な方法が分からないというのが現状だと思います。
少しでも参考になるように下へ簡単な判断基準を提示しておきます。

「初心者〜初級者」
駒がぶつかったらまず取るとにかく取る
歩で歩以外の駒を取られないようにしましょう
基本的に取れば駒得になりますから駒損は避けられます。
取って失敗しても問題ありません。その失敗の痛みは次に活かしましょう。
悔しさをバネに学習していく姿勢が何より大事です(笑)

「中級者〜上級者」
駒がぶつかったら脊髄反射で取る前にまず読みを入れましょう。
その結果、大丈夫だと思ったら取りましょう。
読みを入れて取った結果が悪手だったとしても落ち込む事はありません。
何故悪手だったのか、その原因を確認して次に活かしましょう。

ざっとですが、こんな感じです。












うーん…
書いてみて思ったのだが、全然判断基準になっていない気がするぞ…
まあ、実際の局面を元に話していないのでしょうがないという事にする(笑)
アバウトでホントに申し訳ない(^_^;)

当初の予定では3つ全て書こうとしていたのですが、
結構なボリュームになってしまうので今日はここまでとします。
残りの2つはまた後日書きます。
いつもに増して内容が薄いブログになってしまいましたがご勘弁下さい(・ω・)
それでは失礼します(・ω・)ノ

相曾の将棋上達法【終盤3 Z(ゼット)】

どーも。あいそです(・ω・)

今回も終盤について書いていきます。
内容は前回の詰めろから派生したものとなっています。

今回はZ(ゼット)についてお伝えします。
「ん?ぜっと?何それ??」
と思った方も多いかと思いますが、終盤で速度計算をするにおいて必ず覚えておいてほしい事になります。
早速説明していきますね。

ゼットというのはどんなに駒を渡しても絶対に詰まない状態を指します。
終盤は自分が攻めることによって相手の駒が増えた時、常に自玉の状態を確認しなければいけません。
しかし、自玉がゼットの場合はどんなに駒を渡しても大丈夫なので、
詰めろを掛け続けるor必死を掛ければ勝ちになります。
分かりやすいように下へ例を上げてみます。

 
上の図は相穴熊戦の終盤です。
先手はゼットなのでそれを生かして踏み込みます。
▲82飛成
△同金
▲同飛成
△同玉
▲71銀
△同玉
▲62金
△82玉
▲71銀
△91玉
▲72金
と無理矢理必死を掛けます。


後手は物凄い量の駒を持っていますが、先手玉はゼットですので怖くありません。
以下、△59飛には▲89香とすれば王手が続きません。
△同飛成には▲同金として、△77角には先程手に入れた飛車を▲88飛と打てば詰みません。
これが典型的なゼットの勝ちパターンです。
このようにゼットになるパターンは形によっていくつかありますので、それを覚えておくとグッと勝率が上がります。


さてゼットの概念は分かってもらえたと思いますが、感覚を習得する際に気をつけてもらいたい事があります。
それは闇雲に指しているだけではゼットの感覚は身に付かないという事です。
まずは例題を見てパターンを覚えましょう。それから実戦で使っていくのが正しい習得方法となります。
ゼットを覚えたいのであれば以下の本がオススメ。


名著「Zの法則」です。
相曾もかなりお世話になりました。初段前後の時、ひたすら読み倒しました。
これを読んでから終盤力が飛躍的に上がったのを覚えております。
誰に聞いてもオススメしてくれると思える程、間違いの無い一冊となってます。
ゼットの概念は早めに感覚として取り込んで下さい。
終盤力、特に逆転する力が上達して将棋が更に楽しくなります。



そんな感じで今日はゼットについて書いてみました。
次回は別のテーマで書きたいと思います。
それでは失礼(・ω・)ノ

相曾の将棋上達法【終盤2 詰めろ〜有段者向け】

どーも。あいそです(・ω・)
バタバタしていて更新が遅れました。すみませぬ。

 

さて、本日も詰めろについて書いていきます。
前回の続きのレベルアップバージョンです。 
前回は「自玉に詰めろが掛かっている場合は一旦受けて詰めろを消す、自玉が詰めろでなければ詰めろを掛ければ良い」という旨を書きました。
今回はこの点をもう少し掘り下げます。

今日は【速度計算】についてお伝えします。

詰めろを掛ける際には速度計算を常に意識する必要があります。

速度計算とは後何手で詰みが生じる局面になるか確認するという事です。
ちなみに速度計算には「何手すき」という表現が使われます。

・一手すき→詰めろが掛かっている状態
・二手すき→次に詰めろが掛かる状態

と、こんな感じです。簡単に言ってしまえば王手が掛かるまでに何手掛かるか数えれば良いんです。
速度計算を正確にするには、最低5手くらいまでの実戦型詰将棋を一目で解けるようにした上で簡単な詰めろ問題をたくさん解くのが良いです。これは詰将棋を解く際の考え方と同じですね。
問題集は以下の本がオススメ。詰めろの凌ぎ方も書いてありますので、受けの練習にもなります。




終盤が強い方というのは速度計算が正確な方、または不利な局面で相手に速度計算が容易な局面にさせない方を指します。
実戦で速度計算力を高めるには中盤の終わり頃、つまりは囲いを崩し始める前から何手すきかを数える事です。そして常に最短の寄せを狙う。これが大事。
ちなみに不利な時は相手の攻めをなるべく遅らせれるように注力しましょう。
初めはなかなか上手くいかないかもしれません。ですが失敗しても大丈夫です。ミスして負ける事もありますが、気にせずトライしてみて下さい。



そんな感じで今日も詰めろについて書いてみました。
次回も終盤について書きたいと思います。
それでは今日はこの辺で失礼します。
ではでは(・ω・)ノ